2024年04月24日
深山の誰も知らない野湯、いざ再開
この野湯は南東北に位置する標高1000mくらいで見つけた誰も知らない野湯です。
湯温が35℃くらいで低めのため、10月~4月まで冬季閉鎖にしています。
泉質は、鉄分を多く含む単純泉かと思われます。
林道入り口からすぐに雪による落石がありバイクを止めて歩いていきます。

林道わきには、残雪があります。雪解けとともに落石や崖崩れが発生します。
このような大きな落石もあるので自動車は通れません。

そして辿り着いた野湯です。半年ぶりに来たので藻、落ち葉、落石などで凄い状態になっています。

ほぼ掃除が終わり鉄分で濁った状態です。ここまで2時間を要しました。腰も痛い!

温度は、35.6℃と低めです。真夏は避暑地となり低めの温泉は最高の癒しになります。秘密基地感が漂い男には堪りません!だれも知らず来ないので自由にくつろげます。周囲にも緑が繁茂するのでいい感じに

暫く放置したら重い鉄分のが沈殿して透明な上澄みになりました。湯溜まりの中央には湧き出る源泉も見えます。

真ん中から噴出しているのが温泉の源泉です。

上にある湯溜まりから上澄みをホースで引いて設置した簡易湯船(子供用プール)に溜めています。

綺麗なお湯に入りたくてこの方法にたどり着きました。ホースから出る温泉の透明感が素晴らしいです!


いざ入浴!超気持ちいい!この日は、外気温が26℃くらいあるので低めの温泉でも寒いとは感じずに適温でした。
湯温が35℃くらいで低めのため、10月~4月まで冬季閉鎖にしています。
泉質は、鉄分を多く含む単純泉かと思われます。
林道入り口からすぐに雪による落石がありバイクを止めて歩いていきます。
林道わきには、残雪があります。雪解けとともに落石や崖崩れが発生します。
このような大きな落石もあるので自動車は通れません。
そして辿り着いた野湯です。半年ぶりに来たので藻、落ち葉、落石などで凄い状態になっています。
ほぼ掃除が終わり鉄分で濁った状態です。ここまで2時間を要しました。腰も痛い!
温度は、35.6℃と低めです。真夏は避暑地となり低めの温泉は最高の癒しになります。秘密基地感が漂い男には堪りません!だれも知らず来ないので自由にくつろげます。周囲にも緑が繁茂するのでいい感じに
暫く放置したら重い鉄分のが沈殿して透明な上澄みになりました。湯溜まりの中央には湧き出る源泉も見えます。
真ん中から噴出しているのが温泉の源泉です。
上にある湯溜まりから上澄みをホースで引いて設置した簡易湯船(子供用プール)に溜めています。
綺麗なお湯に入りたくてこの方法にたどり着きました。ホースから出る温泉の透明感が素晴らしいです!
いざ入浴!超気持ちいい!この日は、外気温が26℃くらいあるので低めの温泉でも寒いとは感じずに適温でした。
2024年04月18日
ENDRES No.263 BABY 修理
Posted by Old Camp Stove Store at
20:32
│修理実績(一部紹介)
2024年04月09日
Primus 341SP 修理
Primus 341SP Spirit(アルコール)仕様のモデルの修理 (課題:燃焼が出来ない個体をどうするか?)
341SPは、どの個体も燃焼出来ないものが多く、原因を探り最終的に辿り着いたのが、リストリクターを追加することになりました。
オリジナルで燃焼できない原因は、バーナーヘッドとインナーキャップの隙間が大きいことが要因だと考えます。ヘッドには、4つの吸気穴があいています。インナーキャップ下側との隙間が大きくて空気の吸気量が多くなってしまい、エアーリッチによりガスが薄くなり、炎が飛んでしまい燃焼ができません。このような構造では、燃焼が出来る筈がなく、これで燃えるのが不思議なのですが、実際には燃えることはありません。
まともな燃焼をさせるには、インナーキャップ内に新たなリストリクターを追加する必要があります。因みに付いていたニップルのジェットは、0.62mmくらいだったのでOptimusのアルコールニップル(0.5mm)より大きめです。ジェットは、0.5、0.6、0.65とテストしていきましたが、オリジナルの0.62がリストリクターとの相性が一番良かったです。
真鍮スリーブにΦ3.5の穴を明けてリストリクターを作り、燃調を合わせながら穴の数を決定。この場合は、Φ3.5 x 2=Φ7.0mmとして、燃焼状態をベストに整えました。これにより連続燃焼するようになりアルコールバーナー特有のオレンジ色の燃え方になりました。ジェットが0.62mmもあるので燃費コスパが非常に悪く、長時間の使用は控えたいところです。このあたりは、灯油が無くなった時代に代替品として作られたものなので致し方ないことだと思います。
しかしながら、燃焼がまともでない個体も多い中、復活した数少ない341SPですから使うのが楽しみだと思います!
予熱(プレヒート)は、十分に行う事。不十分だと生の燃料が出て「バッ、バッ、バッ」と安定しません。出来ればトーチで行うと良いでしょう。点火初期は、加圧を少な目にするのがコツです。加圧しすぎると生ガスが出ます。ヘッドが十分に熱くなったら徐々に加圧をしていきます。アルコールモデルは、使い方に癖があるので個体別の癖を早く覚えましょう。





こちらから燃焼画像が見れます!
341SPは、どの個体も燃焼出来ないものが多く、原因を探り最終的に辿り着いたのが、リストリクターを追加することになりました。
オリジナルで燃焼できない原因は、バーナーヘッドとインナーキャップの隙間が大きいことが要因だと考えます。ヘッドには、4つの吸気穴があいています。インナーキャップ下側との隙間が大きくて空気の吸気量が多くなってしまい、エアーリッチによりガスが薄くなり、炎が飛んでしまい燃焼ができません。このような構造では、燃焼が出来る筈がなく、これで燃えるのが不思議なのですが、実際には燃えることはありません。
まともな燃焼をさせるには、インナーキャップ内に新たなリストリクターを追加する必要があります。因みに付いていたニップルのジェットは、0.62mmくらいだったのでOptimusのアルコールニップル(0.5mm)より大きめです。ジェットは、0.5、0.6、0.65とテストしていきましたが、オリジナルの0.62がリストリクターとの相性が一番良かったです。
真鍮スリーブにΦ3.5の穴を明けてリストリクターを作り、燃調を合わせながら穴の数を決定。この場合は、Φ3.5 x 2=Φ7.0mmとして、燃焼状態をベストに整えました。これにより連続燃焼するようになりアルコールバーナー特有のオレンジ色の燃え方になりました。ジェットが0.62mmもあるので燃費コスパが非常に悪く、長時間の使用は控えたいところです。このあたりは、灯油が無くなった時代に代替品として作られたものなので致し方ないことだと思います。
しかしながら、燃焼がまともでない個体も多い中、復活した数少ない341SPですから使うのが楽しみだと思います!
予熱(プレヒート)は、十分に行う事。不十分だと生の燃料が出て「バッ、バッ、バッ」と安定しません。出来ればトーチで行うと良いでしょう。点火初期は、加圧を少な目にするのがコツです。加圧しすぎると生ガスが出ます。ヘッドが十分に熱くなったら徐々に加圧をしていきます。アルコールモデルは、使い方に癖があるので個体別の癖を早く覚えましょう。





こちらから燃焼画像が見れます!
Posted by Old Camp Stove Store at
20:45
│修理実績(一部紹介)